【試合の進行】
5人の審判「審判団を紹介します。主審、副審、以上、5
氏審判で行います。」

①試合開始。「これより全日本 型競技、一般男子の部を行います。」
②コート担当者は演武する選手を呼び出す。
(氏名。道場名)
③選手は試合場に一礼して入場。中央に立つ。
④主審の「正面に礼」の号令で選手は礼を行う。
⑤主審が右手を挙げて開始の合図を行う。
⑥選手は演武する型名を発声し演武を行う。
※「用意」「始め」「号令」などの付随する言葉は発声しない。
⑦演武を終えた選手は姿勢を正して中央に立つ。
⑧主審の「判定をお願いします。判定」の号令で副審は得点を揚げる。
※記録係りは、主審から右回りに副審の得点を記入する。
※記録係りは、最高得点と最低得点を除いた3人の審判の合計点を計算する。
⑨コート担当者が得点を発表する。
⑩主審が「正面に礼」の号令をかけ、退場を促す。
⑪選手は主審の合図で退場する。試合場を出るときは一礼を行う。
⑫選手が退場後、次の選手を呼び出す。
⑬全ての選手の演武終了後、記録係りは集計を行い、順位を発表する。
⑭審判退場。
※試合進行の流れで、審判が先に退場した後、順位発表を行う場合もある。
【採点方法】
①五人の審判で採点を行い、最高得点と最低得点を除いた3人の審判の合計点によって競い合う。
②基準点は 6 点。加点・減点で採点を行う。上限を 9 点とし、下限を 3 点とする。
※完璧な演技者が出れば、10 点満点も可能。
③加減の単位は、0.5 ポイント刻みとする。
④同点の場合、以下の優先順位で勝敗を決める。
1、最低点の高い選手。
2、最高点の高い選手。

3、主審の得点が高い選手。
4、予選の型試合を行うカテゴリーの選手は、予選型での採点が高い選手。
それでも勝敗がつかない場合は、再度、型演武を行い、旗判定で決める。
【採点基準】
<失格>
①口頭で言う型名と実際に行った型が違う場合。
②間違いに気付き、やり直した場合、中止してしまった場合。
型を失念したり、間違いの収拾がつかなくなり主審が止める、又はアドバイスをする場合。
※補足
上記の失格に関しては、失格相当としつつも最後まで演武は行ってもらい判定をとる。その
場合、下限の 3 点より低い 2 点とする。
③審判の指示に従わなかった場合。
<流派の違いからくる型の解釈に関して(特に外国人など)>
流派・他派閥の違いから生じる動作の相違、気合の入れる箇所の相違は、「間違い」として
捉えるのではなく、空手の本質的な動き(力の強弱・技の緩急・息の調節に象徴される型の
流れ、技の精度)を見て採点を取るようにする。
「間違い」なのか「動作の相違」なのかは、試合場にて、選手の資質・状況を見て、審判の
判断に委ねる。
※必要に応じて、採点前に、審判団、コート責任者が集まり、協議する場合もある。
ただし、本大会は、極真空手の大会であり、ここで言う「空手」とは、あくまでも普遍的な
極真空手の型の動きをベースに採点を行う。
<具体的な採点ポイント>
以下の項目を採点の目安とする。
それぞれの項目内容の度合いにより、0.5 ポイント、1 ポイント刻みで評価、加減を行い得
点数を合計し、採点結果を出す。
審判は、減点ばかりを評価するのではなく、加点も同等に判断し、採点を行う。
~減点ポイント~
「動作」
①入退場、試合場内での礼法・立ち居振る舞いが悪い。
②動きを飛ばした場合。
③著しくバランスを崩した場合。
④動作の間違い。
⑤立ち方、握りや手刀等手先、引手の精度が悪い。
⑥中足、足刀等足先に関しての精度が悪い。
⑦移動(運足)時のバランスの崩れ、二度踏み、継足、盗み足等をする。
⑧姿勢が悪い、要が高過ぎる、低過ぎる、前傾になりすぎ。
⑨必要以上にタメを作ったり、逆に速過ぎる場合。
※それぞれの型の解釈があるので、明らかに理合いに反した場合に適用する。
オーバーアクションなどがここに該当。
⑩目付が出来ていない、技の理合いとして不自然。
「気合」
⑪気合の入れ忘れや、発声(挨拶・型名・気合)が極端に小さい場合。
※ただし、幼年や小学生低学年などのカテゴリーは、声が小さいので、出場している選手の
相対的な基準で判断を行う。
「場外に関して」
⑫試合場から足が出た場合。(使用コートが小さい場合はこの限りではない)
外側のマットに片足が出た場合。
外側のマットに両足が出た場合。
~加点ポイント~
①重心が安定して立ち方、移動(運足)がすぐれている。
②技のスピードが速い
③技の動きが力強い
④全体的な型の流れに緩急、強弱が整っている
⑤気合、発声に迫力がある(声が大きいだけではない)
⑥型全体の構成・完成度がすぐれている。
⑦技の繋がりがすぐれている。
⑧余計な動作、乱れた動作がなく、連絡動作がすぐれている。
⑨跳躍が高い。
⑩一つ一つの技が正確かつ術理に秀でている。
⑪片足での安定感がすぐれている。
⑫立ち方、握りや手刀等手先、引手の精度がすぐれている。。
⑬中足、足刀等足先に関しての精度がすぐれている。
⑭蹴り足が高い。※ただし、あくまでも理合いに基づいた高さ。
⑮目付がすぐれている。※ただし、オーバーアクションは不可。
【補足】
ワールド極真の型は、先代の型に見られるように、実戦で使える力強さと型の意味を如何に理解しているかを求めているので、細々とした減点を取るより、加点重視の採点を推奨しています。
この方法により、迫力ある型試合の攻防が展開されるものと考えております。
また、加点重視により、<流派の違いからくる型の解釈に関して>も、表現違いを粗探しを
する必要も少なくなるので、違う解釈の動きも公平に採点できるものと考えます。
いづれにしろ審判は、自身の採点基準をはっきりさせ、他の審判に影響されず、明確なジャ
ッジを貫き通して下さい。

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